【2026年版】サーフボードの種類と選び方完全ガイド|ショート・ミッド・ロング、あなたに合った一本を見つける

  1. 【サーフボードの種類と選び方】 ショート・ミッド・ロング、あなたに合った一本を見つける完全ガイド
    1. 📌 ボード選びの3ステップ
    2. 🏄 サーフボードの3大分類
      1. ショートボード
      2. ミッドレングス
      3. ロングボード
    3. 🔹 ショートボードの種類(テールシェイプ別)
      1. ① 高性能ショートボード
      2. ② フィッシュ(Fish)
      3. ③ ミニボード
      4. ④ ガン(Gun)
    4. 💧 浮力(リッター数・ボリューム)の重要性
      1. 📐 推奨リッター数の計算式
    5. 🔧 フィンシステムの選び方
      1. ✅ 選び方のポイント
    6. 🎨 オルタナティブボード(個性派ボード)
      1. ① フィッシュ(Fish)
      2. ② ミニシモンズ(Mini Simmons)
      3. ③ エッグ(Egg)
      4. ④ ハルスタビー(Hull Stubbies)
    7. 🛠️ サーフボードの素材の違い
      1. PU(ポリウレタン)
      2. EPS(発泡スチロール)
      3. ソフトボード
    8. 🚀 特殊ボード(SUP・2ピースボード)
      1. ① SUP(スタンドアップパドルボード)
      2. ② 2ピースボード(分割式サーフボード)
    9. 🎯 スタンス(目指す乗り方)別ボード選び
      1. ショートボード
      2. ロングボード
      3. ミッドレングス
    10. ✅ サーフボード選びの最終チェックポイント
      1. 🔍 3つの確認項目
        1. ① スタンス(目指す乗り方)を優先
        2. ② 浮力(リッター数)を確保
        3. ③ フィンシステムを確認
    11. 🎯 あなたに最適なフィンを診断
      1. 📚 もっと深く学びたい方へ
    12. 🌊 まとめ:あなたに合ったサーフボードを見つけよう
    13. 📚 参考文献・出典

【サーフボードの種類と選び方】 ショート・ミッド・ロング、あなたに合った一本を見つける完全ガイド

サーフボードは「サーフィンの楽しみ方」を決める最も重要な道具です。
このページでは、サーフボードの分類・素材・選び方までを網羅し、
あなたに最適な一本を見つけるための判断軸を提供します。

📌 ボード選びの3ステップ

  1. スタンス(目指す乗り方)を決める → ショート/ミッド/ロング分類
  2. 浮力(リッター数)を計算する → 体重×レベル別係数
  3. 素材・フィンシステムを確認する → PU/EPS、FCS II/Futures

🏄 サーフボードの3大分類

サーフボードは大きくショートボード・ミッドレングス・ロングボードの3種類に分類されます。
それぞれの特徴を比較すると以下のようになります。

ショートボード

サイズ: 〜6.6ft(約2m)

向いている人:
パフォーマンス志向
中級者以上

特徴:
切れ味重視、ターン性能◎
テイクオフは難

ミッドレングス

サイズ: 6.6ft〜9.0ft

向いている人:
初心者〜中級者
効率重視

特徴:
浮力◎、安定性◎
小波OK、テイクオフ楽

ロングボード

サイズ: 9.0ft〜

向いている人:
スタイル志向
初心者にも◎

特徴:
安定性最強
ノーズライディング可、重い

出典: Surf life

🔹 ショートボードの種類(テールシェイプ別)

① 高性能ショートボード

もっとも一般的なショートボード。トライフィン(3枚フィン)でターン性能を重視。
スピード・回転性のバランスが良く、競技志向のサーファー向け。

② フィッシュ(Fish)

幅広で浮力があり、スピード維持に優れる。ツインフィン(2枚)が多く、小波で滑走性◎。
ゆるやかな乗り味を求める人、パドル力を補いたい人に最適。

③ ミニボード

5’6″以下の極小サイズ。回転性重視で、小さい波でもアクション可能。
浮力が少ないため上級者向き。

④ ガン(Gun)

ビッグウェーブ用の長めのショートボード(7ft〜)。
高速パドル性能と直進安定性を両立し、大きな波でのコントロールに特化。

💧 浮力(リッター数・ボリューム)の重要性

サーフボードの浮力(リッター数)は、テイクオフの成否やパドル力に直結する最重要指標です。
自分の体重とレベルに応じた推奨リッター数を以下の式で計算できます。

📐 推奨リッター数の計算式

レベル 体重×係数 推奨リッター数(L)
初心者 0.55〜0.60 例) 70kg → 38.5〜42L
中級者 0.45〜0.50 例) 70kg → 31.5〜35L
上級者 0.35〜0.40 例) 70kg → 24.5〜28L

⚠ 初心者の注意点
浮力が不足すると、パドルが追いつかず波に乗れません。
「もう少し小さいボードでカッコ良く…」という欲は我慢して、まずは十分な浮力を確保しましょう。

🔧 フィンシステムの選び方

サーフボードに搭載されるフィンシステム(FCS II / Futures)は、
シェイパーがボードを作る段階で決定されています。
ボードを購入した時点で、どちらのシステムに対応したフィンを選ぶべきかが確定します。

✅ 選び方のポイント

  • 自分のボードのフィンボックスを確認
  • FCS IIまたはFuturesのどちらかに対応したフィンを購入
  • 互換性はないため、システムを間違えないこと

フィンシステムの詳細な比較については、以下のページで徹底解説しています。
👉 FCS II vs Futures 徹底比較ガイド

🎨 オルタナティブボード(個性派ボード)

ショート・ミッド・ロング以外にも、独特な乗り味を楽しむための個性派ボードが存在します。
多くはツインフィンやクアッドフィン設定で、スピード感や独特なドライブ感を生み出します。

① フィッシュ(Fish)

短く幅広で浮力があり、小波でもスピードが出やすい。
ツインフィンでルース(滑りやすい)な乗り味が特徴。

② ミニシモンズ(Mini Simmons)

超短く超幅広の特殊形状。浮力が大きく、小波でもグライド感抜群。
クアッドフィン(4枚)設定が多く、安定性とスピードを両立。

③ エッグ(Egg)

丸みを帯びた卵型のボード。ロングボードとショートボードの中間的存在。
初心者でも扱いやすく、クルージング向き。

④ ハルスタビー(Hull Stubbies)

底面が独特なV字形状のボード。独特なドライブ感とターンの滑らかさが魅力。
シングルフィンやツインフィンで使用されることが多い。

🛠️ サーフボードの素材の違い

サーフボードの素材は、乗り心地・耐久性・価格に大きく影響します。
代表的な3つの素材を比較してみましょう。

PU(ポリウレタン)

特徴:
伝統的な素材、しなやかで反発が自然

メリット:
ターンの感覚が掴みやすい、安定した乗り心地

デメリット:
重い、衝撃に弱い(割れやすい)

EPS(発泡スチロール)

特徴:
軽量で浮力が高い、反発力が強い

メリット:
パドルが楽、動きが機敏、耐久性◎

デメリット:
高価、独特な乗り味に慣れが必要

ソフトボード

特徴:
表面が柔らかいスポンジ素材

メリット:
安全性◎、初心者に最適、価格も手頃

デメリット:
性能は劣る、中級者以上には物足りない

🚀 特殊ボード(SUP・2ピースボード)

① SUP(スタンドアップパドルボード)

サイズ: 10〜14ft(約3〜4.2m)
特徴: パドルを使って立ったまま漕ぐボード。浮力が非常に高く、安定性抜群。
用途: クルージング、フィットネス、波乗り(SUPサーフィン)にも対応。

出典: FOLBOT

② 2ピースボード(分割式サーフボード)

特徴: ボードが2つに分割できる特殊構造。持ち運びや保管が非常に楽。
メリット: 車に積みやすい、飛行機での移動も可能、収納スペース削減。
デメリット: 接合部の強度に注意が必要、価格がやや高め。

出典: ゴッデスインターナショナル

🎯 スタンス(目指す乗り方)別ボード選び

サーフボード選びで最も重要なのは、「どんなサーフィンを楽しみたいか」というスタンス(目指す乗り方)です。
以下の3つの視点から、自分に合ったボードを選びましょう。

ショートボード

スタンス:
挑戦・パフォーマンス

ダイナミックなターン、エアリアル、チューブライディングなど、技を極めたい人向け。
波のパワーを最大限に引き出し、攻撃的なサーフィンを楽しむ。

ロングボード

スタンス:
スタイル・優雅さ

ノーズライディング、クロスステップなど、美しいスタイルを追求する人向け。
ゆったりとした波との一体感を楽しむ。

ミッドレングス

スタンス:
効率・楽しさ

小波でもテイクオフしやすく、効率的に波数を増やしたい人向け。
ターンもできて、クルージングも楽しめる万能型。

✅ サーフボード選びの最終チェックポイント

ボードを購入する前に、以下の3つのチェックポイントを必ず確認しましょう。

🔍 3つの確認項目

① スタンス(目指す乗り方)を優先

「挑戦」「スタイル」「効率」のどれを優先するか明確にする。
周りの意見に流されず、自分が楽しめる乗り方を選ぶことが最重要。

② 浮力(リッター数)を確保

体重×レベル別係数で計算した推奨リッター数を必ず確認。
初心者は多めの浮力を選び、テイクオフの成功率を上げる。

③ フィンシステムを確認

ボードのフィンボックスがFCS IIかFuturesのどちらか確認。
購入後にフィンを揃える際、システムを間違えないように注意。

この3つを押さえれば、失敗しないボード選びができます!

🌊 まとめ:あなたに合ったサーフボードを見つけよう

サーフボード選びは、「どんなサーフィンを楽しみたいか」から始まります。

  • ショートボード → 挑戦・パフォーマンス志向
  • ミッドレングス → 効率・楽しさ重視
  • ロングボード → スタイル・優雅さ追求

体重×レベル別係数で浮力を確保し、
フィンシステム(FCS II / Futures)を確認すれば、
失敗しないボード選びができます。

ボードが決まったら、次はフィン選びです。
FIN COLLECTIONで、あなたに最適なフィンを見つけましょう!

📚 参考文献・出典

  • Surf life「サーフボードの種類と分類」
  • FOLBOT「SUP(スタンドアップパドルボード)の基礎知識」
  • ゴッデスインターナショナル「2ピースボードの特徴」
  • バリ島旅行.com「サーフィン用語集」

本ページは、KOGO(飯岡在住50年・Instagram 1万人フォロワー)が
中立的な視点で情報を整理・編集しています。

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