🏄♂️ 「シングル?2+1?どっちがいいの?」
ロングボードのフィン選び、迷っていませんか?
ロングボードのフィン選び、迷っていませんか?
「ノーズライドを決めたいけど、フィンの選び方がわからない…」
「シングルフィンとサイドフィン、何が違うの?」
👉 大丈夫です。
このガイドを読めば、あなたのスタイルに最適なフィンが自信を持って選べます。
「シングルフィンとサイドフィン、何が違うの?」
👉 大丈夫です。
このガイドを読めば、あなたのスタイルに最適なフィンが自信を持って選べます。
⚠️ このガイドはロングボード専用です
対象ボード: 9ft以上のロングボード、ミッドレングス(7〜9ft)
対象外: ショートボード(6ft以下)、ファンボード
ショートボードのフィン選びは 【初心者向け】ショートボード編 または 【応用・上級編】 をご覧ください。
対象外: ショートボード(6ft以下)、ファンボード
ショートボードのフィン選びは 【初心者向け】ショートボード編 または 【応用・上級編】 をご覧ください。
📖 この記事の目次
- ✅ 初級編
- └ ステップ1: セッティング(シングル vs 2+1)
- └ ステップ2: サイズ選び
- └ ステップ3: テンプレート(形状)比較
- ✅ 中級編
- └ 安定性・トリム・回転性の最適化
- ✅ 応用編
- └ ボックス位置調整
- └ 2+1スタビライザーの役割
- └ フィン素材と構造
- ✅ まとめ
📍 ステップ1: セッティングを決める
ロングボードのフィンセッティングは大きく2種類に分かれます。
🌊 シングルフィン
特徴: センターに大型フィン1本だけ
メリット: 滑らかなトリム、ノーズライド時の安定感
デメリット: ターンが重い、波のパワーが必要
向いている人: クラシックスタイル重視、ノーズライド志向
メリット: 滑らかなトリム、ノーズライド時の安定感
デメリット: ターンが重い、波のパワーが必要
向いている人: クラシックスタイル重視、ノーズライド志向
⚡ 2+1セッティング
特徴: センター大型フィン + 小型サイドフィン2本
メリット: 軽快なターン、小波でも動く
デメリット: ノーズライド時の安定感がやや劣る
向いている人: 現代的なスタイル、ターン重視
メリット: 軽快なターン、小波でも動く
デメリット: ノーズライド時の安定感がやや劣る
向いている人: 現代的なスタイル、ターン重視
💡 初心者へのアドバイス
迷ったら「シングルフィン」から始めるのがおすすめ。
ロングボード本来の滑らかなグライド感を体感できます。
ロングボード本来の滑らかなグライド感を体感できます。
📏 ステップ2: サイズを選ぶ
ロングボードのフィンサイズは「ボードの長さ1フィートにつき約1インチ」が基準です。
| ボードサイズ | 推奨フィン高さ |
| 9’0″ 前後 | 8.5〜9.0インチ |
| 9’6″ 前後 | 9.0〜9.5インチ |
| 10’0″ 以上 | 9.5〜10.5インチ |
💡 サイズ選びのコツ
大きめ(+0.5インチ): 安定感重視、ノーズライド志向
小さめ(-0.5インチ): 回転性重視、ターン多用スタイル
小さめ(-0.5インチ): 回転性重視、ターン多用スタイル
🔍 ステップ3: テンプレート(形状)を選ぶ
フィンの形状(テンプレート)は、ライディングスタイルに大きく影響します。
初心者は「All-round(オールラウンド)」がおすすめ。
初心者は「All-round(オールラウンド)」がおすすめ。
| 形状 | 特徴 | 乗り味 |
| Rake(レイク) | 後ろに傾斜が大きい | 滑らかなトリム、ノーズライド向き |
| Pivot(ピボット) | 直立に近い | クイックなターン、マニューバ向き |
| All-round | 中間的バランス | 安定感とターンの両立 |
📷 ここに「3種類のフィン形状比較画像」を挿入すると効果的です
💡 初心者へのアドバイス
最初は「All-round」を選びましょう。
慣れてきたら、自分のスタイルに応じてRakeまたはPivotを試すと良いでしょう。
慣れてきたら、自分のスタイルに応じてRakeまたはPivotを試すと良いでしょう。
🎓 中級編: フィン性能の3要素
ロングボードのフィン選びで重要な3つの性能要素を理解しましょう。
① 安定性(Stability)
重要な要素: フィンのDEPTH(深さ)とBASE(幅)
調整方法:
└ 深く・幅広いフィン = ノーズライド時の安定感UP
└ 浅く・細いフィン = 軽快だが不安定
ノーズライド重視なら: DEPTH 9.5〜10インチ以上がおすすめ
調整方法:
└ 深く・幅広いフィン = ノーズライド時の安定感UP
└ 浅く・細いフィン = 軽快だが不安定
ノーズライド重視なら: DEPTH 9.5〜10インチ以上がおすすめ
② トリム/フロー(Trim & Flow)
重要な要素: フィンのSWEEP(後傾角度)
調整方法:
└ Rake型(後傾大) = 滑らかなトリム、直進性UP
└ Pivot型(直立) = クイックだがトリムは犠牲
クラシックスタイル重視なら: Rake型がベスト
調整方法:
└ Rake型(後傾大) = 滑らかなトリム、直進性UP
└ Pivot型(直立) = クイックだがトリムは犠牲
クラシックスタイル重視なら: Rake型がベスト
③ 回転性(Maneuverability)
重要な要素: フィンの面積(特にDEPTH)
調整方法:
└ 小さめフィン = ターンが軽い、カービング向き
└ 大きめフィン = ターンが重い、ノーズライド向き
ターン重視なら: 8.5〜9.0インチ程度がおすすめ
調整方法:
└ 小さめフィン = ターンが軽い、カービング向き
└ 大きめフィン = ターンが重い、ノーズライド向き
ターン重視なら: 8.5〜9.0インチ程度がおすすめ
💡 バランスが重要
「安定性」「トリム」「回転性」はトレードオフの関係。
自分のスタイルに応じて、どれを優先するか決めましょう。
自分のスタイルに応じて、どれを優先するか決めましょう。
🔧 応用編①: ボックス位置で性能を微調整
シングルフィンボックスでは、フィンを前後に動かすだけでライディングが劇的に変わります。
🔼 前寄せ(Forward)
効果: ターンが軽くなる、回転性UP
向いている条件: 小波、カービング重視
デメリット: ノーズライド時の安定感が下がる
向いている条件: 小波、カービング重視
デメリット: ノーズライド時の安定感が下がる
🔽 後ろ寄せ(Back)
効果: 直進安定性UP、ノーズライド向き
向いている条件: パワーのある波、クラシックスタイル
デメリット: ターンが重くなる
向いている条件: パワーのある波、クラシックスタイル
デメリット: ターンが重くなる
💡 微調整のすすめ
最初はボックスの中央から始めて、
波のコンディションやスタイルに応じて1〜2cm単位で調整してみましょう。
波のコンディションやスタイルに応じて1〜2cm単位で調整してみましょう。
⚙️ 応用編②: 2+1のサイドフィン(スタビライザー)
2+1セッティングでは、小型のサイドフィン(スタビライザー)が重要な役割を果たします。
🌊 サイドフィンの主な役割
✅ ドライブ(推進力)をプラス
✅ ターン時の安定感を補助
✅ レール to レールの切り替えがスムーズに
✅ センターフィンだけでは得られないレスポンスの良さ
✅ ターン時の安定感を補助
✅ レール to レールの切り替えがスムーズに
✅ センターフィンだけでは得られないレスポンスの良さ
📏 サイドフィンのサイズ選び
標準サイズ: 3.5〜4.5インチ(センターフィンの約40%)
大きめ(4.5インチ以上): ドライブ重視、パワーのある波向き
小さめ(3.5インチ以下): ルース(軽快)、小波向き
大きめ(4.5インチ以上): ドライブ重視、パワーのある波向き
小さめ(3.5インチ以下): ルース(軽快)、小波向き
📷 ここに「2+1セッティングの図解画像」を挿入すると効果的です
💡 センターフィンとのバランス
センターフィンを大きめ(9.5インチ以上)にするなら、
サイドフィンは小さめ(3.5〜4.0インチ)でバランスを取りましょう。
サイドフィンは小さめ(3.5〜4.0インチ)でバランスを取りましょう。
🧪 応用編③: フィン素材と構造の違い
フィンの素材はFLEX(しなり)に大きく影響し、ライディングフィールを変えます。
🪟 グラスフィン(Fiberglass)
特徴: 適度な硬さ、伝統的な素材
メリット: 滑らかなフィーリング、クラシックスタイル向き
デメリット: 割れやすい、重い
価格帯: 中〜高価格(15,000〜30,000円)
メリット: 滑らかなフィーリング、クラシックスタイル向き
デメリット: 割れやすい、重い
価格帯: 中〜高価格(15,000〜30,000円)
🍯 ハニカム(Honeycomb)
特徴: 軽量、柔軟性あり
メリット: レスポンス良好、ターン時にしなる
デメリット: 直進安定性がやや劣る
価格帯: 中価格(10,000〜20,000円)
メリット: レスポンス良好、ターン時にしなる
デメリット: 直進安定性がやや劣る
価格帯: 中価格(10,000〜20,000円)
🌲 ウッドコア(Wood Core)
特徴: 天然素材、重厚感
メリット: 安定性抜群、ノーズライド向き
デメリット: 重い、高価
価格帯: 高価格(20,000〜50,000円)
メリット: 安定性抜群、ノーズライド向き
デメリット: 重い、高価
価格帯: 高価格(20,000〜50,000円)
💡 初心者へのアドバイス
最初は「ハニカム」がおすすめ。
軽量でコストパフォーマンスも良く、幅広いスタイルに対応できます。
軽量でコストパフォーマンスも良く、幅広いスタイルに対応できます。
🚀 次のステップへ
ロングボードのフィン選びをマスターしたあなたへ。
さらに知識を深めたい方は、ショートボード編もチェックしてみてください。
さらに知識を深めたい方は、ショートボード編もチェックしてみてください。
🎓 お疲れ様でした!
ロングボードのフィン選びをマスターしましたね。
あなたが手に入れた知識👇
- ✅ シングル vs 2+1の使い分け
- ✅ ボードサイズに応じたフィン高さ
- ✅ Rake/Pivot/All-roundの特性
- ✅ 安定性・トリム・回転性の調整法
- ✅ ボックス位置とスタビライザーの役割
この知識があれば、
波とボードに合わせた最適なフィン選びが自信を持ってできます。
あなたのロングボードライフは、確実に次のステージへ進んでいます。