FIN COLLECTION.
futures.フィン完全ガイド
形状別の基準と定番モデル
フィン選びは感覚が変わる一方で、情報が多すぎて迷いがち。
このページでは形状を軸にした基準と、
選ばれ続けているモデルだけを整理しました。
まず結論|futures.フィン選びの基準
- 基準はトライフィン。 安定性・操作性・対応レンジが最も広く、他の形状を理解するための土台になる。
- ツインとクアッドは「次の選択肢」。 トライで得た感覚を基準にすると、変化の意味が分かりやすい。
- モデル選びは流行より定番。 長く選ばれ続けているフィンには、理由と再現性がある。
futures.が選ばれる理由 (わけ)
ボードとの一体感が強い
ベースがしっかり固定される構造のため、荷重が逃げにくく、 動きがボード全体の推進力として返ってくる。
反応が素直で読みやすい
踏んだ分だけ、そのまま返ってくる感覚。 クセが少なく、挙動を把握しやすいのが特徴。
形状を変えても基準が崩れにくい
トライを軸に、ツインやクアッドへ移行しても フィーリングの芯が残りやすく、比較がしやすい。
形状から選ぶ|futures.フィン
futures.はボードとの一体感と反応の明確さが特徴のフィンシステム。 まずは本数と配置(形状)から選ぶことで、 フィンの性格と乗り味の違いを理解しやすくなります。
まずはここから|futures.トライフィン厳選7モデル
futures.でフィンを選ぶなら、最初に基準を作るのはトライフィンです。
一体感のある反応、安定性、対応レンジの広さ。
これらをまとめて体感できるのが、トライ構成です。
ここでは「速い」「軽い」といった表現ではなく、
多くのサーファーが基準として使ってきたモデルだけを選びました。
まずはこの中から、自分の軸を作ってください。
【01】Futures Fin RTM-HEX 2.0 Almerrick AM2 Honeycomb
バランス性能の基準になる一本
アル・メリックのボード設計思想を、そのままフィンに落とし込んだ定番モデル。 ベースからティップまでのバランスが非常に素直で、 踏んだ力がそのまま推進力に変わる一体感が特徴です。 波質やサイズを選びにくく、トライフィンの基準を作る一本として 長く選ばれ続けています。
- 価格帯:¥19,580〜
- 素材:Honeycomb
- 適した波:コシ〜オーバーヘッド
- 特徴:クセのない操作感/安定したドライブ
- おすすめ:迷ったらまず基準を作りたいサーファー
【02】Futures Fin RTM HEX LEGACY F4
軽快さとスピードを基準にした一本
futures.の中でも軽快さに定評のあるF4は、 テイクオフからターンまでの反応が非常に速く、 ボードを軽く感じさせる一体感が特徴です。 AM2よりもシャープな動きを求めるサーファーにとって、 スピード寄りの「基準」として機能するモデル。 小〜中サイズの波で真価を発揮します。
- 価格帯:¥14,520〜
- 素材:Honeycomb
- 適した波:ヒザ〜ムネ
- 特徴:高い反応性/軽快なターン
- おすすめ:スピード感を重視するサーファー
【03】futures. John John Florence 2.0 Alpha M
ハイパフォーマンス性能の基準
ジョン・ジョン・フローレンスのサーフィンを支える、 futures.の中核的ハイパフォーマンスモデル。 Alpha素材特有の反発力により、 踏み込んだ瞬間に一気に返ってくる加速感が際立ちます。 スピード、コントロール、解放感のバランスが非常に高く、 パフォーマンス寄りトライの基準として選ばれ続けています。
- 価格帯:¥13,600〜
- 素材:Alpha(軽量・高反発)
- 適した波:ムネ〜ダブルオーバー
- 特徴:強い反発力/高いスピード性能
- おすすめ:踏み込むサーフィンをしたい中〜上級者
【04】futures.TECHFLEX 2.0 EA(Eric Arakawa)
ドライブと安定感を重視した信頼の定番
ハワイを代表するシェイパー、エリック・アラカワの思想を反映したモデル。 ベース幅を活かしたドライブ性能が高く、 サイズのある波でもラインがブレにくい一体感が特徴です。 踏み込んだときの安心感が強く、パワーのある波やスピード域の高い状況で 基準として選びやすいトライフィンです。
- 価格帯:¥20,350〜
- 素材:Honeycomb
- 適した波:ムネ〜オーバーヘッド
- 特徴:強いドライブ性/高い安定感
- おすすめ:パワーのある波を多く乗るサーファー
【05】futures.MACHADO(Rob Machado) PIVOT
フローと一体感を重視した名作
ロブ・マチャドらしい滑らかさと自然なターンフィールを追求した定番モデル。 レイクが強すぎず、ベースも過剰に主張しないため、 ボード全体が一つの塊として動く感覚が非常に分かりやすいのが特徴です。 スピードを保ったままラインを描きたいサーファーにとって、 “気持ちよさ”を基準にできるトライフィンです。
- 価格帯:¥16,720〜
- 素材:Honeycomb
- 適した波:コシ〜ムネ
- 特徴:滑らかなターン/高い一体感
- おすすめ:フロー重視・力まず乗りたいサーファー
【06】futures. Pyzel トライフィン
現代ショートの王道チューニング
Pyzelボードの設計思想を前提に作られた、現代的なバランスのトライフィン。 スピード域が高くなっても挙動が破綻しにくく、 踏み込み時の返りとラインの伸びが両立しています。 最近のショートボードと組み合わせやすく、 「今の感覚」に合わせた基準として選びやすいモデルです。
- 価格帯:¥18,500〜
- 素材:Honeycomb
- 適した波:ムネ〜オーバーヘッド
- 特徴:高いスピード維持/安定したコントロール
- おすすめ:現行ショートボードに合わせたいサーファー
【07】FUTURES FIN TECH FLEX 3.0 Jack Robinson Tri L
現代的スピードと反発力を極めた、次世代トライフィン
ジャック・ロビンソンのパワフルかつスムーズなサーフィンを
体現するために開発された、TECH FLEX 3.0構造の最新トライフィン。
高い反発力と剛性バランスにより、
ターン時の伸び・加速・切り返しの速さを高次元で両立。
波のフェイスにしっかりとフィンが食い込みながらも、
抜けの良さを失わない設計です。
従来のハニカム系では物足りなくなってきたサーファーが、
次の基準として選ぶ一本。
「速く、強く、しかし流れは止めない」
モダントライフィンの完成形と言えるモデルです。
- 価格帯:¥19,602〜
- 素材:Techflex 3.0
- 適した波:コシ〜オーバーヘッド
- 特徴:高反発/鋭い加速/ターン後半の伸び
- おすすめ:スピードとドライブを重視する中〜上級者
※ 掲載商品は在庫切れ・販売終了となっている場合があります。
※ 価格や仕様は予告なく変更されることがあります。
トライフィンは、ここから選べば迷わない
フィン選びで迷う原因の多くは「性能を比べすぎること」です。 まずは自分のサーフィンとボードの状態から考えると、 選択肢は自然と絞られます。
STEP 1|まず安定感が欲しい?
- テイクオフ後にボードが暴れる
- ターンで踏み外す感じがある
- 調子の良し悪しが波に左右されやすい
→ 基準系・バランス重視のトライ
STEP 2|反応の速さを求めている?
- ターンが少し遅く感じる
- トップで返しきれない
- 軽快な動きをしたい
→ レイク多め・反応型トライ
STEP 3|波に押され負けていない?
- サイズが上がると抜けやすい
- ボトムで踏ん張りが効かない
- ドライブ感が欲しい
→ 面積広め・ドライブ型トライ
どれか一つだけ当てはまればOKです。 複数当てはまる場合は「一番困っているポイント」を優先してください。 トライフィンはボードとの一体感が出た瞬間に、 正解だったと気づけます。
NEXT SHAPE
ツインフィンという選択
ツインフィンは「上級者向け」と思われがちですが、実際は スピード感・ルーズさ・波の弱さを補う力に優れたセッティングです。 ただしトライとは考え方が違うため、向き・不向きははっきり分かれます。
ツインが向いている人
- テイクオフ後の加速感を重視したい
- 小波・厚めの波で失速したくない
- ボードを前足主体で走らせたい
- ラインを大きく使うサーフィンが好き
ツインが合いにくい人
- 常にテールを踏み込んで曲げたい
- 掘れた波で強いホールド感が欲しい
- トライの安定感が基準になっている
futures. ツインの特徴
futures.のツインはベースが長く、ドライブ重視の設計が多く、 ルーズになりすぎず「走りながら安定する」のが特徴。 トライからの移行でも違和感が出にくいモデルが揃っています。
まずはここから|FCS2ツインフィン厳選4モデル
ツインフィン特有のスピード感とルーズさを、
はじめてでも分かりやすく体感できる定番モデルを厳選しました。
トライフィンを基準に安定して乗れている人ほど、
フィンによるフィーリングの違いをはっきり感じられます。
【01】futures. FIN T1 Honeycomb Twin + 1
futures.ツインの基準となる定番モデル
futures.のツインフィンを語るうえで、まず基準になるのがこのT1。 極端なクセがなく、ボード本来の反発や走りを素直に引き出します。 トライフィンから乗り換えた際も違和感が出にくく、 「ツインのフィーリング」を正しく理解するための一本です。
- 価格帯:¥19,250〜
- 素材:Honeycomb / Alpha(流通モデルにより)
- 適した波:ヒザ〜ムネ前後
- 特徴:素直なスピード感/ボードとの一体感
- おすすめ:初めてツインに乗る人、基準を作りたい人
※ 流通量が多く、Amazon・楽天・Yahoo!で在庫が安定している定番モデル。
【02】futures. RMT/HEX TWIN KEEL RASTA 3.0
トリムとグライドを最優先する、キールツインの完成形
デイブ・ラスタビッチのシグネチャーとして長年支持される
RASTA Twin Keelを、現代的にアップデートした3.0モデル。
キール特有の圧倒的なトリムスピードと伸びを軸にしながら、
RMT/HEX構造によって重さや鈍さを感じにくい軽快さを実現。
小波での走り出しが非常に早く、フェイスを使った
クルージングやライン取りを重視するサーファーに最適です。
「当て込む」よりも「走らせる」楽しさを最大化する一本。
- 価格帯:¥20,900〜(後で調整OK)
- 素材:RMT / HEX(軽量・高耐久)
- 適した波:ヒザ〜ムネ(小波〜ミドル)
- 特徴:高いトリム性能/抜群のグライド感/安定した直進性
【03】FUTURES. ALPHA REVERSE 3/2 TWIN+1
ツインの加速感に、安心感を足した“基準系”TWIN+1
FUTURES.のALPHA – REVERSE 3/2 TWIN+1は、
ツインフィン特有のスピード感とルーズさを活かしつつ、
センタースタビによってドライブ性と安定感をプラスしたモデル。
リバースアウトラインを採用したサイドフィンは、
テイクオフ直後からの加速の鋭さと抜けの良さが際立ち、
ツインらしいフロー感をしっかり楽しめます。
一方でスタビが入ることで、
ターン時の踏み込みやレールワークでも不安が出にくく、
「完全なツインは少しルーズすぎる」と感じるサーファーにも扱いやすい設計です。
- 価格帯:¥12,144〜
- 素材:ALPHA(軽量・高耐久コンストラクション)
- 適した波:ヒザ〜ムネ前後(小〜ミドルコンディション)
- 特徴:鋭い加速/安定感のあるターン/扱いやすいTWIN+1構成
FUTURES FINS Al Merrick Keel Twin Fins (Fiber Glass)
クラシック感と直進性を重視したFuturesツイン
Al Merrick(アル・メリック)デザインによる
Keel Twin(キールツイン)フィンセット。
クラシックツインの美しいライン取りと、
Futuresらしい素材バランスを融合させたモデルです。
Fiber Glass の剛性感のある反応により、
**ダウンザラインでの安定した直進性**と
**スムーズで伸びのあるトリム感**を発揮。
波のフェイスを活かした滑らかな滑り出しと、
安定したラインの維持を求めるサーファーに最適です。
クラシック系のフィッシュやミッドレングスとの相性が良く、
軽快さだけでなく**「走るツインフィン」**を求める人にもおすすめ。
- 価格帯:¥18,700〜(後で調整OK)
- 素材:Fiber Glass(しっかりした反応性)
- 適した波:ヒザ〜胸前後(小〜中波)
- 特徴:直進性の高さ/伸びのあるトリム/クラシックな運動性
- おすすめ:フィッシュ〜ミッドでツインを楽しみたい人
※ 掲載商品は在庫切れ・販売終了となっている場合があります。
※ 価格や仕様は予告なく変更されることがあります。
ツイン4本から、どう選ぶ?
ツインフィンはキャラクターの違いがはっきりしています。 futures.の場合は特に「ボードとの一体感がどう変わるか」を 基準にすると選びやすくなります。
まず基準を知りたい
ツインの感覚を正しく理解したいなら、クセの少ないモデルから。
→ T1 ツイン
とにかく走りを体感したい
テイクオフからの加速やスピード感を重視するなら。
→ ALPHA REVERSE 3/2
ツインらしく遊びたい
ルーズさやトップでの抜け感を楽しみたい人向け。
→ RASTA ツイン
安定感も捨てたくない
トライからの移行でも安心して踏み込めるツイン。
→ AMK ツイン
※ 同じツインでも、ボード形状や体重によって感じ方は変わります。 迷った場合はまず「基準モデル」を使い、その違いを体感してから次を選ぶのがおすすめです。
NEXT SHAPE
次に試したい|クアッドフィンという選択
トライフィンを基準に乗れてきたら、次に体感してほしいのがクアッドフィン。 センターフィンが無い構造により、加速の軽さと直進スピードがはっきり変わります。
特に、掘れない波・走りが足りない波では違いが分かりやすく、 「もう一段スピードを引き出したい」「トライでは重く感じる」 そんな場面でクアッドが効いてきます。
スピードを最優先したい
テイクオフ直後から伸びる加速感。フラット気味な波で真価を発揮。
ドライブを保ったまま軽くしたい
トライの安定感は欲しいが、引っかかりを減らしたい人向け。
波が弱い日でも楽しみたい
パワー不足のコンディションでも、走り続けられるのが強み。
※ クアッドはボード形状との相性が重要です。 普段トライに慣れている人ほど、違いを明確に体感できます。
まずはここから|クアッドフィン厳選3モデル
クアッドフィンは種類や性格の差が大きいため、まずは走り・安定感・扱いやすさのバランスが取れたモデルから試すのが近道。 ここでは、トライフィンを基準に乗れている人が違いを体感しやすい3モデルを厳選しています。
【01】FUTURES. FIN FIBERGLASS – ALBUM MOD QUAD
クアッドの基準になる、完成度の高いドライブ系モデル
Album Surfboards監修によるMOD QUADは、
クアッドフィンの基本性能を非常にバランスよくまとめたモデル。
ドライブ・安定感・反応の速さが極端にどれかに寄らず、
「まずこれを基準に考えたい」と思わせる完成度があります。
ファイバーグラス素材ならではのしっかりした反発により、
ボトムからの加速が素直で、ターン中もスピードが落ちにくい。
クアッド特有の速さを感じながらも、暴れにくく安心感のある乗り味です。
トライフィンから初めてクアッドに移行する人や、
クアッドの「正解」を一度体感したい人におすすめ。
- 価格帯:¥22,704〜
- 素材:Fiber Glass
- フィンボックス:futures.
- 適した波:胸〜頭オーバー
- 特徴:ドライブ性能/安定感/バランスの良さ
- おすすめ:初めてのクアッド/基準になる1セットが欲しい人
【02】FUTURES. FIN RTM HEX FLOW QUAD
スピードと抜けの良さを最優先した、軽快なクアッド
FLOW QUADは、その名の通り走りの良さとフロー感が際立つモデル。
RTM HEX構造による軽量さが、テイクオフ直後からの加速を非常にスムーズにします。
ドライブの重さよりも、スピードの出やすさとラインの抜けを重視した設計で、
フラット気味なセクションでも失速しにくいのが特徴。
クアッドの「速さが気持ちいい」と感じる人が多いタイプです。
小波〜ミドルサイズで使用頻度が高くなりやすく、
普段使いのクアッドとして選ばれやすい1セット。
- 価格帯:¥22,704〜
- 素材:RTM HEX
- フィンボックス:futures.
- 適した波:ヒザ〜頭前後
- 特徴:スピード/軽快さ/抜けの良さ
- おすすめ:小〜中波メイン/気持ちよく走りたい人
FUTURES. FIN BAMBOO CONTROLLER QUAD
走りすぎないクアッドを作るための、コントロール重視モデル
BAMBOO CONTROLLER QUAD は、
クアッド特有のスピード感をコントロールしやすくすることを目的に設計されたモデル。
「速いけど曲がりにくい」と感じていた人にとって、
乗り味の違いが非常に分かりやすいクアッドです。
竹素材(Bamboo)によるマイルドな反発が、
ターン中の粘りと安心感を生み、
フィンが急に返りすぎる感覚を抑えてくれます。
クアッドでありながら、ラインをしっかり描ける印象。
スピードは欲しいが、
トライのようなコントロール感も残したい人におすすめ。
- 価格帯:21,037〜
- 素材:Bamboo
- フィンボックス:futures.
- 適した波:腰〜頭前後
- 特徴:コントロール性/安定感/マイルドな反発
- おすすめ:クアッドが速すぎると感じた人/安定感重視
※ 掲載商品は在庫切れ・販売終了となっている場合があります。
※ 価格や仕様は予告なく変更されることがあります。
クアッドフィンは、どう選ぶ?
クアッドは「速そう」というイメージで選ばれがちですが、実際の本質はそこではありません。 futures.のクアッドは、スピードを維持し続ける力と、ボードとの一体感が最大の特徴。 下のポイントで、自分に合うかどうかを整理してみてください。
速さより「失速しにくさ」
クアッドは一瞬のトップスピードではなく、 ターン後やフラットセクションで減速しにくいのが強み。 走り続けたい人ほど違いを感じやすい構成です。
トライより「レールが止まらない」
センターフィンが無い分、 ボードを倒したときのレールの伸びが自然。 カットバックより、ライン取りと加速を重視する人向きです。
クアッドがハマる人
- 速いセクションで置いていかれやすい
- ターン後の失速が気になる
- 掘れすぎない波でも走りたい
- ボードと一体で前に出る感覚が欲しい
注意点もひとつ
クイックな縦ターンや、 テールを強く蹴る動きが多い場合は、 トライの方が合うこともあります。 ライン重視か、動き重視かで選び分けるのがコツです。
※ クアッドはボード形状との相性が出やすい構成です。 迷った場合は「基準モデル」を使い、トライとの差を体感してから次を選ぶのがおすすめです。
NEXT SHAPE
シングルフィンという選択
シングルフィンはスピードや反応の速さではなく、
ボード全体で波に乗る感覚を最もダイレクトに味わえるフィン構成です。
ターンのキレよりも、ライン・トリム・一体感を楽しみたい人に向いています。
-
● ボードとの一体感
フィンが主張しすぎず、ボード全体で波を捉える感覚が分かりやすい。
-
● トリムとライン重視
速さは自分で作る。フェイスを長く使うサーフィンに向く。
-
● フィンサイズが重要
形状やインチ差でフィーリングが大きく変わるのも特徴。
シングルフィンは「インチ選び」で9割決まる
シングルフィンは枚数が少ない分、フィンサイズ=乗り味がはっきり出ます。 まずは「ボード長+自分の好み」から考えるのが失敗しにくい選び方です。
小さめ(7.0〜8.0 inch)
軽快で回しやすい。ミッドレングスでも動かしたい人向け。
基準サイズ(8.5〜9.5 inch)
トリム・安定・コントロールのバランスが最も取りやすい。
大きめ(10 inch〜)
直進性とホールド感重視。ロング・グライド系ボード向け。
シングルに慣れたら「2+1」という選択肢
シングルフィンのライン取りに慣れてきたら、 安定感を足す方法として2+1は非常に相性が良い構成です。
- 基本は「シングルでラインを覚える」
- 少し動かしたくなったらサイドを追加
- メインはセンターフィン、サイドは補助
※ 2+1でも「センターフィンのサイズ感」が最重要。 いきなり小さくしすぎないのがコツです。
厳選一択|futures.シングルフィン
シングルフィンの基準となるフィーリングをしっかり押さえつつ、 操作性・トリム・レスポンスのバランスが良い、 初めてでも安心して使えるモデルです。
FUTURES. FIBER GLASS LB PERFORMANCE 8
操作性とトリム性能のバランスに優れた万能シングル
futures.のLB PERFORMANCE 8は、
シングルフィンの基本性能を押さえつつ、
優れたレスポンスとトリム性能を両立させたモデルです。
小波〜ミドルサイズの波でも乗り味が軽快で、
直進性を保ちながらも
細かなライン取りや切り返しがしやすい設計。
パフォーマンスロングからミッドレングスまで幅広く相性が良く、
初めて futures.シングルを選ぶ人にも
経験者がセカンドフィンとして選ぶ人にもおすすめです。
- 価格帯:¥14,850〜
- フィンボックス:futures.
- 素材:Fiberglass(反応性と安定感のバランス)
- 適した波:ヒザ〜胸前後/ミドルサイズ
- 特徴:レスポンス/トリム性能/扱いやすさ
- おすすめ:初心者〜経験者まで幅広く
※ 掲載商品は在庫切れ・販売終了となっている場合があります。
※ 価格や仕様は予告なく変更されることがあります。
futures.フィンが選ばれ続ける理由
futures.は「派手さ」よりも、ボードと一体で走る感覚を大切にしてきたフィンブランドです。 付け替えの簡単さや軽さではなく、踏んだ力がそのまま推進力に変わること。 その積み重ねが、今も多くのサーファーに選ばれている理由です。
ボードとの一体感
futures.の特徴は、フィンが「付いている感覚」が薄いこと。 テールを踏んだ力がダイレクトに伝わり、 ボード全体が一つの道具として動きます。
安定感と信頼性
フィンボックス構造の強さと、 ベースの剛性感が生む安心感。 サイズのある日や踏み込む場面でも、 不安なく体重を預けられます。
形状ごとの役割が明確
トライ・ツイン・クアッド・シングル。 futures.はそれぞれの形状に「正解の基準」を用意しています。 迷ったら基準モデルから選べば、大きく外しません。
こんな人におすすめ
- ボードと一体で走る感覚が欲しい
- 踏み込んでも不安のない安定感が欲しい
- フィン選びで迷いたくない
- 基準になる一本を持っておきたい
futures.は「劇的に変わる」フィンではありません。 ただし、使い続けるほどに違和感が無くなっていくフィンです。 まずは基準となるモデルを一本。 そこから形状や特性の違いを楽しんでみてください。
形状別にもう一度チェック
